6月15日、『Skysports』は「チェルシーへの移籍が決定したスペイン代表MFセスク・ファブレガスは、アーセナルに自分のポジションはなかったと話した」と報じた。
かつてアーセナルでプロデビューを果たし、若くしてチームの中心選手として活躍したセスク。2011年にユース時代を過ごしたバルセロナに復帰したが、今夏チームの計画から外れ退団を決断。移籍先にはチェルシーを選んだ。
古巣と同じロンドンに本拠地を置くライバルへの移籍となったセスクであるが、アーセナルからは「ポジションがないと伝えられた」と話した。
セスク・ファブレガス
「自分にとってのバルセロナの時間は終わったと判断する時が来た。そして、僕はただ自分にとって最良となる選択肢を探そうと試みた。
アーセナルは契約において最初の選択肢であった。我々はヴェンゲル監督と話したが、彼はエジルによって僕のポジションはカバーされていると言った。
そして、僕は他の良いオファーを検討した。僕が戻りたかった場所であるプレミアリーグで最高のものをね。
僕はモウリーニョ監督と話をし、彼は僕を獲得した。彼は僕を信頼してくれたし、僕が聞きたいことを伝えてくれた。そこから物事は非常に迅速に進んだ。
僕は願っている。自分のキャリアにおける新しい場面が、素晴らしいものになることを」