バレンシアの新オーナーであるピーター・リム氏は、マンチェスター・ユナイテッドのMF、ナニの獲得を望んでいるようだ。

スペインメディア『Super Deportes』によると、先月バレンシアを買収したシンガポールの富豪は、ユナイテッドで燻る27歳のポルトガル代表ウィンガーの獲得で自身の就任を祝福しようとしている。

ナニは昨年9月、クラブとの契約を5年間延長したばかりだが、リーグ戦の出場はわずか11試合、ノーゴールに終わった。新たに就任するルイス・ファン・ハール監督の構想にも入っていないとみられており、ユナイテッドは同選手を1500~1800万ユーロ(およそ20~25億円)で売却する準備を整えている。

ナニには今週、リーガ王者のアトレティコ・マドリーが3000万ユーロ(およそ41億円)のオファーを出したとも伝えられており、これは彼らがセンターバックのミランダに設定した価格と同額。いずれにせよ、スペイン方面からナニへ熱い視線が注がれているようだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介