6月11日、『AS』は「リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーは、バイエルン・ミュンヘンに所属しているドイツ代表MFトーニ・クロースの獲得を目指し交渉を進めている」と報じた。

トーニ・クロースは1990年生まれの24歳。バイエルン・ミュンヘンの下部組織から2007年にトップチームに昇格し、レヴァークーゼンへのレンタル移籍から復帰後にチームの中心となったボランチ。

マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が噂された(後に否定している)クロースであるが、そのような話が出たのはバイエルン・ミュンヘンとの契約延長交渉が進んでいないからでもある。一説にはバイエルン・ミュンヘンが提示した400~600万ユーロという年俸のオファーを断ったという。

そして現在彼に興味を持っているのはレアル・マドリーであるという。カルロ・アンチェロッティ監督は以前からトーニ・クロースを高く評価しており、バイエルンとの契約が満了を迎える2015年夏にチームに引き入れたいと考えているとのこと。

しかしレアル・マドリーが提示しているのも500万ユーロ(およそ7億円)とのことで、バイエルンのオファーを超えるものではないようでもある。

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