Qolyではこれまでブラジル・ワールドカップに登録された736選手の代表cap数やゴール数、代表デビューが古い順のランキングをお届けしてきたが、今度は代表デビューからの日数をcap数(出場試合数)で割り、1試合あたりに要した平均日数を計算してランキングしてみた。
すると・・・
1.岡崎 慎司(日本) 27.53
2.ハビエル・エルナンデス(メキシコ) 28.02
3.セルヒオ・ブスケツ(スペイン) 29.09
4.セルヒオ・ラモス(スペイン) 29.2
5.遠藤 保仁(日本) 29.48
6.カルロス・サルシド(メキシコ) 29.64
7.フェルナンド・ムスレラ(ウルグアイ) 29.81
8.アンドレス・イニエスタ(スペイン) 30.53
9.アンドレス・グアルダード(メキシコ) 30.64
10.長友 佑都(日本) 31.93
11.サイード・ジャラル・ホセイニ(イラン) 32.23
12.ルーカス・ポドルスキ(ドイツ) 32.31
13.ジェラール・ピケ(スペイン) 32.33
14.チョン・ソンリョン(韓国) 32.5
15.イケル・カシージャス(スペイン) 33.43
16.ジオバニ・ドス・サントス(メキシコ) 33.67
17.クリント・デンプシー(アメリカ) 33.85
18.セスク(スペイン) 34.3
19.内田 篤人(日本) 34.66
20.ルイス・スアレス(ウルグアイ) 34.74
21.サンティ・カソルラ(スペイン) 34.86
22.マイケル・ブラッドリー(アメリカ) 34.9
23.ダビド・シルバ(スペイン) 34.92
24.ジョジー・アルティドール(アメリカ) 35.18
25.マクシ・ペレイラ(ウルグアイ) 35.33
26.セルソ・ボルヘス(コスタリカ) 35.66
27.フィリップ・ラーム(ドイツ) 35.81
28.ダビド・ビジャ(スペイン) 35.82
29.コスタス・カツラニス(ギリシャ) 35.84
30.クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 35.84
得点ランクでも9位に入った日本代表の岡崎慎司が1試合辺り27.63日で、“チチャリート”・エルナンデス、ブスケッツ、セルヒオ・ラモス、アンドレス・イニエスタら並み居るメンバーを抑えて1位となった。
このデータは5日発表されたFIFAの公式データを基に50試合以上出場した選手を対象としたもの。対象者は全登録メンバー736人中181人(うち日本人は10人)で、発表時に48試合出場だったブラジル代表のネイマールは含まれていない。
『無事是名馬』 という言葉もあるように所属クラブと代表チームの長距離移動の往復、国家を背負う重圧など、代表戦に出続けるには丈夫な体と何事にも動じない精神力が必須である。しかしもちろん確たる実力もなければ監督が代わるなかで生き残ることはできない。岡崎は代表デビューした2008年10月9日以降、今月5日までの2065日間でほぼ休むことなく75試合に出場しながら日本歴代3位となる38得点を記録。W杯メンバーのなかで最も短い割合で試合に出場した選手に輝いた。
そのほかスペイン、メキシコ、ウルグアイなど長年に渡りメンバーを固定して戦っているチームが上位に入っているのが特徴だ。また、cap数では2位の遠藤保仁は5位に、長友佑都、内田篤人もトップ30入りを果たしている。