6月8日、『Africanfootball』は「ボーナスの支払いを巡って協会と対立していたカメルーン代表チームは、12時間半遅れでブラジル行きの飛行機に乗り込んだ」と報じた。

カメルーン代表チームは今回のワールドカップに参加した選手に支払われるボーナスの額を巡り、協会と対立していた。

当初選手側は25万ドルを求めていたものの協会側がそれを拒否し、交渉の結果一時は10万4000ドルで決着したと伝えられた。ところがその後再び交渉が暗礁に乗り上げ、選手は「要求するだけのボーナスが支払われるまでブラジルには行かない」とワールドカップ参加をボイコットすることを発表していた。

そして、それを受けて行われた両者の交渉により、カメルーンサッカー協会はワールドカップに参加する各選手にそれぞれ5000万CFAフラン(およそ1000万円)を支払うとともに、FIFAから割り当てられる収益の1部を選手に支払うことで合意した。

この結果無事カメルーン代表チームは、当初の予定であった9:00から12時間半遅れとなる21:30にブラジル行きの飛行機に搭乗。現地に向かうことが出来たとのことだ。

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