イギリスのブランド価値調査機関 Brand Financeは26日、毎年恒例となっている「ブランド価値の高いサッカークラブ」ランキングのトップ50を発表した。
最高評価を受けたのは2013年に続き、ドイツのバイエルン・ミュンヘン。その価値は8億9600万ドル(約913億円)と、昨年よりもさらに3600万ドル価値を上げている。
2位は先日、10度目の欧州制覇を達成したレアル・マドリーの7億6800万ドル(約782億円)で、昨年から一つ順位をアップ。そのマドリーと入れ替わった3位のマンチェスター・ユナイテッドは、2013-14シーズンの不調により9800万ドル価値を下げたが、それでもイングランドでトップの7億3900万ドル(753億円)の評価を受けている。
4位以下では、マンチェスター・シティ(8位→5位)、パリ・サンジェルマン(24位→10位)、アトレティコ・マドリー(37位→19位)、エヴァートン(33位→20位)などが大きく価値を上げた一方、ミラン(9位→14位)、マルセイユ(18位→32位)、フェネルバフチェ(22位→34位)、コリンチャンス(19位→35位)といった名門クラブの下降が目立った。
なお、トップ10を国別に見ると、イングランド5、スペイン2、ドイツ2、フランス1となっており、プレミアリーグ勢の相変わらずの強さ、そしてついにトップ10から消えたイタリア勢の低迷が浮き彫りとなっている。
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