レヴァークーゼンのスポーツ・ディレクター、ルディ・フェラーはMFエムレ・ジャンに対してバイエルンが買い戻す権利を保有している事を示唆した。また、ジャンに対してリヴァプールから関心が寄せられている事も明かしている。
20歳のジャンは昨年の夏にバイエルンからレヴァークーゼンに移籍。29試合に出場して3ゴールを奪い、移籍市場で大きく注目を集めている。リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督がジャンの獲得に強い意欲を持っていると報じられてきたが、ジャンはバイエルンの下部組織出身でありバイエルンが買い戻し条項を保有しているという噂も報じられてきた。
フェラーは『Bild』に対して以下のように語っている。
「我々はリヴァプールから(ジャンへ)の関心に気づいているよ。しかし、何もまだハッキリとした(オファーがある)わけじゃない」
「エムレ・ジャンにある条項が存在するのは事実だが、差し迫ったものではないよ」
「(バイエルンの)カール=ハインツ・ルンメニゲとはエムレ・ジャンについて連絡を取り合っているし、レヴァークーゼンに残る方が選手に取って良いというのがバイエルンの意見だ」
明確に買い戻し条項があるとは発言していないが、バイエルンのCEOであるルンメニゲの名が出たという事はその可能性が高いと見て良いだろう。