世界中のサッカーファンを驚かせたアメリカ・サッカー界のスーパースター、ランドン・ドノヴァン(32)のワールドカップメンバー落選。
そのドノヴァンはすぐに代表合宿から所属するLAギャラクシーへ復帰すると、25日に行われたMLS・フィラデルフィア・ユニオン戦に出場しいきなり2ゴールを決めた。
アシストはどちらもアイルランド代表のスター、ロビー・キーン。
落選後のフェイスブックでの声明やインタビューではアメリカ代表とチームメイトの本大会での幸運を願い、また、ユルゲン・クリンスマン監督の選択を尊重しつつも「キャンプの出来で決まるのだとしたら、自分は23人に選ばれる資格があった」と自信と悔しさを堂々と口にしたドノヴァン。復帰初戦でのこの2ゴールはこれまで有言実行でアメリカ・サッカー界を引っ張ってきた男が見せた意地とプライドであったに違いない。
試合は4-1でギャラクシーが勝利。なお、ドノヴァンはこの日の2ゴールによりMLS通算136ゴールとし、同134ゴールで並んでいた元アメリカ代表FWジェフ・カニンガムを抜き歴代トップに立った。
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