アーセナルがストーク・シティの守護神、アスミル・ベゴヴィッチの獲得に動くのではないかと再び報じられている。ベゴヴィッチは昨年の夏も移籍ウィンドウで話題となった選手であり、アーセナル、リヴァプール、そしてマンチェスター・ユナイテッドが関心を示していると報じられていた。
今季限りでルカシュ・ファビアニスキとエミリアーノ・ヴィヴィアーノが今季限りで退団する予定のアーセナルは、プレミアリーグで実績を残しているボスニア・ヘルツェゴビナ代表のベゴヴィッチを獲得し、ヴォイツェフ・シュチェスニと競わせる構えと『Metro』が報じている。
昨年の夏、アーセナルが経験あるGKの獲得を目指しているという噂が流れたのはシュチェスニの不安定さによるものであったが、今季のシュチェスニはアーセン・ヴェンゲル監督の信頼を勝ち取る事に成功している。しかし、ファビアニスキとヴィヴィアーノの両名が退団する場合、経験あるGKがシュチェスニ1人となってしまうため経験あるGKを探しているようだ。
既にアーセナルの経営陣はストーク側と交渉に移っており、選手へのオファーも近日中に行われる見通しとのこと。移籍金は800万ポンド(約13億円)程度とみられている。なお、ストーク側としては売却を焦っていないはずだ。ストークには若きジャック・バトランドがベゴヴィッチの後釜として控えており、売却益を確実に得る方を優先するに違いない。