問題となるのは最終ラインだろう。前線の充実度と比べれば、リストを見ただけでも『ネームバリューが落ちるな』と感じるのではないか。現在売り出し中のオパレはともかく、ハリソン・アフュルやインクームらサイドバックはそれほど充実しているとは言いがたく、ジョナサン・メンサーやジョン・ボイもフランスで満足に活躍できているわけではない。
また、ゴールキーパーも安定してはいない。レギュラーは世界屈指の運動能力を持つファタウ・ダウダか、あるいは最近代表から離れていたもののW杯を前に復帰してきた、ノルウェー育ちのクワラシーが務めるだろうが、どちらも比較的ミスが多く信頼性に欠ける。