5月19日、『Skysports』は「マンチェスター・シティの会長を務めているハルドゥーン・アル・ムバラク氏は、FFP違反のために受けた処分で補強を止めることはないと話した」と報じた。

今夏ファイナンシャル・フェアプレー制度に違反したために多岐に至る処分を受け、補強に関しては支払える移籍金の総額が6000万ユーロ(84億円)に制限されるマンチェスター・シティ。

しかし今季も必要なところに必要な選手を獲得するつもりだとアル・ムバラク会長は語り、チャンピオンズリーグの優勝に向けて進歩していくと話した。


ハルドゥーン・アル・ムバラク マンチェスター・シティ会長

「我々は何をやるべきかを明確にしていく必要がある。特にチームを離れる選手について、そして誰を迎え入れる必要があるかについてだ。強化しなければならないポジションがどこか。新しい選手はそのエリアに組み込まれるためにチームに入ってくる。

我々のファンに対しては、期待を持って欲しいと言うことができる。昨年のように効率的に、そして迅速に計画を実行していく。

ワールドカップを終えたあとに、良いプレシーズンのスケジュールが設定されており、来季に向けての良い準備ができるだろう。昨年と同じく、我々は4つの大会を戦わなければらない。

シェイク・マンスール(オーナー)は、このクラブが委員会の意図した計画通りに動いていると感じているだろう。ピッチ内外のこと、そしてタイトルの獲得。マーケティングでの成功も収め、確固としたファンの支援を受けている。

マヌエル・ペジェグリーニを雇うというのは、今後の数年間に向けて重要な決断だった。私はとても嬉しい。監督、ファン、クラブ、そしてマンチェスター・シティに関わる皆のため。この結果は完全に正当なものだ。結果はすべてを物語る。

今年我々は幾らかの進歩を見せた。より良い試合をし、多くの競争力を発揮した。バルセロナとの2試合を切り抜けた経験は、我々にとって貴重なものとなるだろう。

ハッキリさせておきたい。ヨーロッパは、我々の戦略において不可欠な部分であり、このクラブで達成したいと考えている成功のうちの一つ。我々は進歩を続けていく」


【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介