ミランのベテランGK、クリスティアン・アッビアーティは今季のミランが今まで自身が過ごした中で最も最低なチームの1つであると語っている。

今季のミランは開幕から低迷。上位陣には歯がたたない上に格下相手の取りこぼしも多く、欧州カップ戦出場権を得られずに終わっている。何度かローン移籍を経験しているが1998年からミランに在籍しているアッビアーティにとって、非常に口惜しいシーズンだったよだ。

「ダービー前、9ポイント取ればヨーロッパリーグへ行けると言った。だが、日曜日の後、我々が勝利した上で他のチームの待たざるを得なくなった。エル・シャラウィは最近まで怪我していた。だが今は良くなったよ。何だか変なシーズンだったね。リーグ戦でダメ、チャンピオンズリーグで良い、という」

「監督の交代は我々に刺激を与えたし、我々はベルガモまで(=アタランタ戦まで)はよくやったよ。セードルフの状況?アッレグリの時に同じような経験をしているね。僕らのはプレーすることだけに集中しなければいけないし、僕らはプロフェッショナルであり、監督は起用することができる。6位は我々の目的とはかけ離れている。だけど、前半戦で22ポイントしか得られなかったし、ミランのこれまでとは全然違う」

「欧州の舞台が無いことは我々にとって良い作用をするかもしれない。だけど、ミランがヨーロッパにいないなんて想像するのは難しいね。今季も信じられないゴールで敗れてきた。その他に特筆すべき理由が見当たらないよ。何年もこのクラブにいるけれど、今までで一番最低なシーズンの1つだね。チャンピオンズリーグに出られないことへの失望もあるよ。恥ずかしいよ」

36歳のアッビアーティの契約は今季限りで満了する。もし契約を得られなければ引退することが濃厚であり。そのままミランのGKコーチになることと予想されている。新契約について問われたアッビアーティはシンプルに以下のように答えている。

「まだ何もわからないよ」

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