今季、日本代表の本田圭佑の加入が大きな話題となったミラン。クラレンス・セードルフ監督のもと来季のヨーロッパリーグ出場を目指す彼らが5日、2014-15シーズンに向けた新ユニフォームを発表した。
ミランの新しいホームモデルは、伝統の“ロッソネロ”(赤と黒)をグラデーション風にアレンジしたユニークなストライプ柄。
ヘンリーネックと中央の太いラインに黒を配したデザインで、今年がクラブ創立115周年ということもあってか、左胸にはクラブエンブレムに代わり「白地に赤十字」のイングランド国旗、ではなくミラノの市章が入れられている。
これはクラブ創設当初のユニフォームに由来。近年では1999-00シーズンのセンテナリオ(100周年記念)モデルで採用されていた。今回は白部分に同色のクラブエンブレムも入れられている様子。
イタリア代表のエル・シャラウィ、オランダ代表のデ・ヨングとともに本田がメインとして起用された。
ホームと同時に発表されたのは、2013-14シーズンにゴールドを採用したサード。
ニューモデルはネオンカラーに近い黄色をベースにしたデザインで、来月開幕するW杯の開催国であり、ミランにも多くの選手を供給しているブラジルへのオマージュが込められているという。
コンセプトは 日本代表のアウェイと同じだが、パンツの黒などを含め中間色寄りの色を使っているため光の当たり方によってはかなり淡い色に見える。
これらの新ユニフォームは今季の残り2試合、11日のアタランタ戦(A)と18日のサッスオーロ戦(H)でそれぞれ使用されるようだ。