今年、イングランド2部のチャンピオンシップで優勝を果たし、10年ぶりとなるプレミアリーグ復帰を決めたレスター・シティ。再び戻ってきた輝かしい舞台、目標はもちろん残留となるが、チームは現在、守護神カスパー・シュマイケルの引き留めをめぐる争いに直面している。
『Daily Express』によると、「1990年代最高のGK」との呼び声高いペーター・シュマイケル氏の息子は、アーセナル、ミラン、サウサンプトンといったクラブから今夏加入のオファーを受けているようで、選択を迫られているとのことだ。
というのも、シュマイケルはレスターとの契約が今季で満了となるため、この夏はフリーで移籍が可能。チームのプレミアリーグ昇格には貢献したものの、契約更新についてはいまだ保留しているという。
彼の代理人であるケネス・シェパード氏は次のように語っている。
「チャンピオンシップでここ数年、厳しいシーズンを安定して過ごすことができるGKだと証明したことにより、彼の価値は大きく上がった」
「カスパーはこの夏の状況について理解しており、プレミアリーグで自分が果たすべき役割もわかっている。我々ができることはベストの選択になることを願うだけだ」
マンチェスター・シティでプロとなったものの、ジョー・ハートとのポジション争いに敗れマンチェスターでのキャリアアップは難しくなり、ローンなどで下部リーグを転々。そして今年、再びプレミアリーグへの道が開けた27歳のデンマーク人GKは果たしてどういった決断をするのだろうか。