オールド・トラッフォードに新しく応援エリア(Singing Section)が創設されると、マンチェスター・ユナイテッドが公式HPで発表している。

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世界中におよそ7億人のサポーターを抱え、英国でも圧倒的な人気を誇る”赤い悪魔”、マンチェスター・ユナイテッド。

そんなユナイテッドといえば、オールド・トラッフォードという世界基準のスタジアムを持つことで知られるが、そこに漂う雰囲気がいささか寂しいとの声をよく耳にする。

クラブの国際戦略にともない、外国からの観光客が増加。そうした比較的ライトな層がスタジアムに増えたことがその一因と言われているが、そんな現状についにクラブが動く。

なんでも、オールド・トラッフォードにはいわゆる「応援席」といった指定の座席がないようで、2014-15シーズンから正式に応援エリア(Singing Section)を設けるらしい。

この応援エリアについては、クラブとサポーター団体との間で過去にも導入が検討されていた。

5年前に初めて提案された同提案は、昨年10月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ第3節レアル・ソシエダ戦で試験的に設置され、今年2月のフラム戦でも試されていた。

設置について、ユナイテッドのコーチを務めるフィル・ネヴィルは「スタジアムの他のエリアにも刺激を与えるだろう」とコメンしており、スタジアムの雰囲気を向上させる点で効果的との見解を示した。

具体的なエリアについての発表はないが、オールド・トラッフォードのN2401およびN2402エリア周辺が応援エリアとして生まれ変わる見込みで、今後サポーター団体との協議によって決定される(矢印の先が同エリアに該当)。

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