ニュルンベルクの若きストライカー、ヨシプ・ドルミッチは移籍市場において引っ張りだこ状態が続いているようだ。
昨年夏、チューリヒからニュルンベルクへ移籍したドルミッチ。トップリーグ挑戦1年目ながら今季ここまで、チームが降格圏に低迷する中で得点ランキング3位タイの16ゴールを記録。スイス代表でも2011年に代表引退したアレクサンダー・フライの後を継ぐエース候補として注目され、ブラジルW杯でのブレイクが期待されている。
そうしたなか、レヴァークーゼンでスポーツディレクターを務めるルディ・フェラー氏は、噂されているドルミッチとの事前契約を交わしていないことを明かしている。フェラー氏は『Bild』の中で、「ドルミッチは興味深い選手だよ。でも、他のクラブも彼に興味を持っていることを知っているし、事前契約なんてくだらないものだと思っている」と語った。
ドイツの強豪のほか、アーセナル、ニューカッスル、ウェストハムといったプレミアリーグのクラブも、クロアチアにルーツを持つこの21歳のストライカーを狙っていると伝えられている。