4月7日、『朝鮮日報』は「城南FCの監督を務めているパク・ジョンファン氏が、練習試合の途中に選手の顔を殴打した疑いで調査を受けている」と報じた。
パク・ジョンファン氏は1938年生まれの76歳。80年代から90年代にかけて韓国代表チームを5度率いた経験を持つ大ベテラン指導者で、現在Kリーグでは最高齢の監督として知られる。非常に厳しい指導方針を取っていることでも有名。
記事によれば、パク・ジョンファン監督は16日の午後に行われた成均館大学校との練習試合の前半終了後、選手を集めてMFキム・ソンジュンとMFキム・ナムグォンの顔面を殴打したという。
そして、その場面を目撃したファンが17日に城南FCのフォーラムに投稿。「オーナーは監督を追い出すべきだ。選手たちを殴る指導者など求めていない」とパク・ジョンファン監督の辞任を求めている。
城南FCは即座に調査と監督への聞き取りを行い、近日中に正式なプレスリリースを出す予定であるという。
これまでの調査によれば、パク・ジョンファン監督は「集中しろという意味で数回拳で叩いた」と軽い訓戒であったと主張しており、城南FC側も大きなスキャンダルではないと報告している。
とはいえ、暴行が事実であれば監督に対して何らかの懲戒処分が加えられることは避けられない。
朝鮮日報
城南FC
「事件は過大に報じられた面がある。重要なことは真相調査を行うこと。事実を歪曲するつもりはなく、早い間に何らかの措置に出る。
事件発生後に監督が選手たちと直接会話をしている。外部から最初に話が出たので、徹底的に調査をしなければならない」