2月21日、マンチェスター・ユナイテッドは「イングランド代表FWウェイン・ルーニーと5年の契約延長を行った」と発表した。
今年夏で契約が切れる状態となっていたルーニーについては、チェルシーから興味を示されていると報じられるなど、退団の可能性も噂されていた。
先日にはメディアから契約延長の報道が出されるも、それをマンチェスター・ユナイテッドが否定するということもあった。
しかし、今回ようやく長い交渉の末に契約延長が合意に達し、2019年夏までルーニーの残留が決まった。なお金銭面の条件については明かされていない。
スカイスポーツ
ウェイン・ルーニー
「紙で読めるもの全てを信じるなら、私はキャプテンを要求して、移籍にも口を出す権利を求めているらしい。全く滑稽な話で、もちろんウソだ。
会談には時間がかかったが、特に珍しいことではない。交渉を進めるには、クラブにとって難しい時間だった。しかし、会談は最初からポジティブなものだったよ。
モイーズ監督やエド・ウッドワードと委員会、またオーナーのグレーザー一家からの大きな信頼を受けている。それは自分の決断をより容易にしたし、感謝したい。
報道のうちのいくつかは、プレスが考えたものだと知っている。しかし、それは自分にとっては重要なことではない」
公式
デイヴィッド・モイーズ監督
「私が2003年にエヴァートンのトップチームに引き上げた時から、ルーニーはイングランドのベストプレーヤーだった。
昨年7月に監督に就任して以来、私は彼と仕事をすることを楽しんできた。彼の信じられないような才能がどのように培われてきたかを見てきた。
能力と経験、そして成功に向かう欲望。彼は私の計画に欠かせない男なんだ。この挑戦を受け入れてくれたことに興奮している。
私は去る7月、ウェインはこのクラブの豊かな歴史の中で伝説になるチャンスを持っていると言った。
サー・ボビー・チャールトン氏の記録にルーニーはあと42ゴールと迫っており、250ゴールを決めればこのクラブの最高記録を達成する。このようなチャンスは、特別な選手にしか巡ってこない。私は、ルーニーは新しい記録を達成するだろうと確信している。
このクラブに関係している全ての人間が、この契約延長に興奮していることだろう」