2月17日、オーストラリアサッカー連盟(FFA)は「Aリーグに所属する9チームのライセンスを2034年まで延長することが決定した」と発表した。
10チームで構成されているAリーグのうち、オーストラリア国内に本拠地を置く9チームのライセンスは2020年まで発行されていたが、それが今回14年分延長されることになった。
なお、ニュージーランドから越境参加しているウェリントン・フェニックスに関しては適応されず、2016年までで変わらず。それ以降の契約については、FIFA、AFCとの協議を行い決定される。
また、先日からクラブの売却に動いているウエスタンシドニー・ワンダラーズについては、権利の譲渡はまだ行われておらず、交渉が継続されていることが確認された。
さらに今回決定されたのは、外国人枠の縮小である。
現在Aリーグでは1チームについて5名の所属が許されている。2015/16シーズンにはそれを4名に縮小し、さらに将来的にはACLと同じ3名+アジア枠1名に変更する予定となった。
FFA
デイヴィッド・ギャロップ オーストラリアサッカー連盟CEO
「FFAとクラブは、Aリーグが安定した持続性を有することを最優先事項とした。本日の決定は、我々の長期的な戦略と一致している。この延長は確実性のある20年をクラブに与え、さらにライセンスに関する要素に向けた投資を引き出すだろう。
ヒュンダイ・Aリーグは、観客数、テレビ視聴率、チャンネル契約数、クラブ会員数などが増加する素晴らしいシーズンを楽しんでいる。
ライセンスの延長は、このビジネスモデルが長期的な成功に向けて、正しい方向に進んでいるという確信の表れだ。
外国人選手は技術的な観点、またマーケティングの面からも非常に多くのものをAリーグに持ってくる。しかし、我々は若いオーストラリア人プレーヤーを育てなければならないのだ」