現地時間13日、バルセロナの公式HPはクラブのソーシャルメディアサービスにおけるファン(フォロワー)の数が1億人を突破したと発表した。
生活者とよりインタラクティブなコミュニケーションを生み、企業のマーケティング戦略としても機能しているソーシャルメディア。その定義は様々だが、FacebookやTwitterなど、日本でもインフラのように日々利用されている。
バルセロナによると、同クラブが持つ30以上のメディアで合計1億人ものファンを獲得したとのこと。そのその中にはFacebookやTwitter、Instagram、Youtube、Google+なども含まれており、日本が生んだサービスLINEもそのうちの一つである。
ソーシャルメディアは、顧客に対して瞬間的かつ直接的にメッセージを伝えることのできる強力な媒体であり、1億人というファンの数は、バルセロナが持つクラブの価値をそのまま投影していると言える。
同クラブによると、ソーシャルメディアで1億人のファンを集めたのはプロスポーツクラブとしては史上初の出来事であり、これを人口に表わすと、世界でも12番目に多い数になるとのこと。
バルセロナの担当者ディバク・リー氏は今回の件に対し、「どれだけ多くの人がこのクラブを愛してくれているかを示す、素晴らしい結果だね。バルサは国家間を越えた現象だし、私たちのソーシャルメディアをフォローしてくれるファンを歓迎したい」とコメントしている。
各ソーシャルメディアのファンの内訳は以下の通り。
Facebook:6622万9548人(64.3%)
Twitter:2291万707人(22.3%)
Google+:793万6291人(7.7%)
Tencent Weibo:310万4691人(3.2%)
Instagram:156万9463人(1.5%)
You Tube:130万7307人(1.2%)
出典:FC Barcelona - We are #FCB100M!
ちなみに、世界中で3億人ものユーザーを誇り、日本でも多くのユーザーが利用するLINEでは1700万人の登録者を記録しているそう。今回のニュースを受け、スタンプを添えメッセージも届いている。