選手たちの年俸の合計(この半年分)と比較して最も効率よく勝ち点をゲットしているクラブはどこなのかという話題について『serieaddicted』が配信していたので紹介する。
(この冬に加入した選手は除外、一方負傷している選手については除外しなかったそう。よってフィオレンティーナなどのチームはやや不利だとか)
100万ユーロにつき、どれくらいの勝ち点を得られているかを計算した結果、現時点で最もいい数値だったのはエラス・ヴェローナ。今季、実に01-02シーズン以来ひさびさのセリエA昇格を果たしたエラス・ヴェローナだが、19節を終えて6位と好調。FWルーカ・トーニ(←フィオレンティーナ/19試合9ゴール)、FW/MFフアン・イトゥルベ(←ポルト/15試合5ゴール)、MFホムロ(←フィオレンティーナ/19試合4ゴール)ら新戦力がきっちり結果を出しており、100万ユーロにつき勝ち点2.83を得ていることになるという。(3選手のうちトーニ以外はレンタル)
一方、コスパ的に最も悪い数値だったのはミラン。ユヴェントスに次ぐ高給でありながら、11位に低迷していることからこの結果になった。
同サイトでは結果は驚くべきものだったとしつつ、きちんとした説明も必要だとしている。
それはつまり、勝利することで得られる勝ち点は点差、内容に関わらず3でありそれ以上にはなりえないが、年俸・賃金には上限がないので、こういった数値では常にトップクラブが不利になるという点である。他にもトップクラブはリーグだけでなく、複数のコンペティションを戦うための戦力を揃えなくてはならないなどの事情もある。