「新卒ナンバー1」と評される専修大学のMF長澤和輝のケルン加入に続き、鹿島アントラーズの日本代表ストライカー、大迫勇也の1860ミュンヘン移籍により、にわかに注目を集めるドイツのブンデスリーガ2部。そのリーグで今季、10番を着けて活躍しているのがボーフムの田坂祐介である。
前所属の川崎フロンターレ時代から高いテクニックや正確なキックに加え、運動量や攻守のバランスにも優れる攻撃的MFとしてサイドだけでなくボランチ、時にサイドバックでもプレーしていた田坂。2012年7月にボーフムへ移籍すると開幕から2列目のレギュラーに定着し、28試合出場、3ゴールをあげた。
今季は背番号も8番から10番へ代わり、前半戦でチームトップの3ゴールを記録。その全ゴールを振り返ってみたい。
7節 グロイター・フュルト戦(2013.9.15)
(0:44~)
15節 アルミニア・ビーレフェルト戦(2013.11.22)
(1:45~)
16節 1860ミュンヘン戦(2013.12.1)
(1:00~)
過去に小野伸二や乾貴士、北朝鮮代表のチョン・テセなどのJリーガーが在籍したボーフム。
2部降格から4シーズン目の今季は前半戦を終えて11位となっており、ペーター・ノイルーラー監督率いるチームは後半戦での巻き返しを目指している。そのために、28歳の日本人MFにかかる期待も大きいはずだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ