1月3日、アフラム・オンラインは「ザマレクのサポーターグループは、無観客試合での開催に抗議し、裁定を無視することを誓った」と報じた。
昨年2月に発生した大規模な観客暴動事件、そして「アラブの春」から事実上の軍事クーデターに至る国内の政変による治安の悪化から、長い中断を余儀なくされていたエジプト・プレミアリーグ。
先月ようやく13-14シーズンの開幕を迎えることに成功したが、セキュリティ面の問題から全試合を軍保有のスタジアムで開催し、観客の入場を禁止して行われることになっている。
しかし、ザマレクのサポーターグループ“ウルトラス・ホワイト・ナイツ”は、公式フェイスブックで無観客試合での開催に抗議すると発表し、スタンドに入ることは自分たちの権利であると表明した。
アフラム
ウルトラス・ホワイト・ナイツ
「我々はいつスタンドに戻ることが出来るというのか。もうたくさんだ。もはや沈黙を守ることなど出来はしない。
政府は恥を知るべきだ。我々がスタンドに戻ることを止めることは、誰にも出来ない。それは我々の権利なのだ。
ファンをスタンドに戻して大会に生気を吹き込むか? あるいは、偽物の競争を最後まで続けるのか?」