12月30日、AP通信は「トリニダード・トバゴ代表DFアキーム・アダムス選手が脳内出血で死亡した」と報じた。享年22歳。
アキーム・アダムス選手はトリニダード・トバゴ代表として9試合に出場した経験を持つサイドバックで、2007年のU-17ワールドカップ、2009年のU-20ワールドカップにも出場経験がある。
彼は今年夏にハンガリー1部のフィレンツバロシュに加入したが、9月25日の練習を終えた後に自宅で心臓発作を起こし昏倒。
すぐさま病院に運ばれて処置を受けたが大きな改善は見られず。10月には循環系の問題を軽減するためにサッカー選手の命ともいえる左足の切断という処置も行われ、心臓移植を待つ身となっていた。
しかし今月28日、再び発作を起こして昏睡状態となり、29日には脳内出血が発生。処置が行われたものの状況は改善せず、30日にアダムス選手は息を引き取ったとのことだ。