「インテル、入ってる」でお馴染みなのは、半導体メーカーのインテル社である。
「Intel Inside(インテル、入ってる)」というロゴは日本でも広く認知されており、今や市販のPCの多くでそのマイクロプロセッサが搭載されている。
そんなインテル社とあのバルセロナが、なかなかクリエイティブな広告手法を展開するようだと、英国メディア『Metro』が伝えている。なんと、「インテル、入ってる」の標語通り、ユニフォームの裏生地にインテル社の名前を掲載するというのだ!
バルセロナといえば、クラブ創設から100年以上にわたり胸スポンサー契約を結ばず、2006年からはUNICEFのロゴを入れ、逆にUNICEFへと資金支援を行うという手法で話題になることが多かった。
そして、2010年にはついにカタール航空と莫大な胸スポンサー契約を結び、いわば“空白の"胸スポンサー契約に終止符を打ったところであった。
今回の広告手法でインテルは、選手がゴールを決めた際に見せるユニフォームを被るセレブレーションや試合後にユニフォームを脱ぐ動作での露出効果を期待しているという。しかし、インテル社のデボラー・コンラード氏は「選手たちには、ユニフォームの裏地に記された弊社のロゴを示すよう義務付けることはしたくない」と話している。
イメージはこんな感じ?
記事によると、今回の契約金は1500万ポンド(およそ25億円)から2500万ポンド(およそ42億円)相当。今週末に行われるリーガ・エスパニョーラのビジャレアル戦から着用予定であるという。
なお、バルセロナのライバルであるレアル・マドリーには、スタジアムの命名権を世界的ソフトウェア会社マイクロソフト社に売却するとの噂もあり、IT業界においても激しい“クラシコ"が起こっているようだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ