6日に行われた運命の組み合わせ抽選の結果、ブラジルW杯でオランダ、チリ、オーストラリアと同じグループBに入ったスペイン。

なかなかの難グループとはいえ、前回王者である彼らにとっては「早く当たるか、遅く当たるか」の違い・・・かとも思われたが、やはり望んでいた結果ではなかったようで、キャプテンのイケル・カシージャスは8日、所属するレアル・マドリーの記者会見で抽選方法などに不満をのぞかせた。

クラブでは相変わらずディエゴ・ロペスとの“ワークシェアリング”(リーグ戦はロペス、CLとカップ戦はカシージャス)が続いている32歳の守護神だが、代表での存在感はやはり大きく、実際11月のアフリカ遠征2試合でも彼の出場中は失点を喫していない。

その神々しいまでのパフォーマンスから、“San Iker”(聖イケル)と呼ばれている彼のスーパーセーブの数々を改めて振り返ってみたい。

185cmとGKとしては決して大きくないながら、驚異的な反射神経で数々のビッグセーブを繰り出し、レアル・マドリーとスペイン代表を支えてきたカシージャス。彼の2014年は果たしてどんな年になるのだろうか。


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