香川真司や柿谷曜一朗らの才能を見抜いたセレッソ大阪のレヴィー・クルピ監督は昨日、退任が決まりホーム最終戦となった試合後の記者会見でこう答えたそうだ。
「この国の育成組織の素晴らしさというのは、世界に誇ってもいいと思います」
バルセロナの下部組織に所属する久保建英くんは現在12歳。レアル・マドリーの下部組織にこのほど入団した中井卓大くんにいたっては9歳であるという。なるほど、確かに日本においてもユース部門の強化は着実に実を結んでいるようだ
が、しかし!期待というものをいつも裏切ってくれるのだ、世界というもののおもしろさである。
なんと、生後20ヵ月の超ワンダーボーイがベルギーのクラブとプロ契約を結んだという驚愕のニュースが飛び込んできた。
こちらはベルギーのクラブ、FCラシン・ボックスベルクが発表したもので、当然ながら同クラブの最年少記録だという。
この契約を勝ち取った少年の名は、ブリス・ブライテスくん。ベルギーはゲンク生まれの生後1歳8ヵ月の赤ちゃんで、まだ「ゴール」も「フットボール」も発音できないというから驚きである。
FCラシン・ボックスベルクは6歳以下のチーム(U-6)を最年少カテゴリーに持つチームで、ブライテスくんはとりあえずこのチームでプレーす予定とのこと。
U-6チームの監督はブライテスくんの素質に対し、「あの年齢にしては、信じられないボールコントロールをしている」とコメントしており、期待の大きさが読み取れる。
ちなみに、“ママと赤ちゃんの365日”応援サイト『ベビータウン』によれば、生後20ヶ月の赤ちゃんの特徴は「足の力もずいぶんついてきて、踏台に乗って高いところにある物を取ったり、すべり台に一人で上って降りるといったことができるようになってきます。ハイハイスタイルで階段を上り降りするのが上手になりますし、ママが片手を引いてあげれば、歩いて階段を上ることもできるでしょう」とのこと。
当然ながら、サッカーボールの扱いについての記述はなかった。