このほど2014年W杯アフリカ予選が終了し、出場5か国(コートジボワール、ナイジェリア、カメルーン、ガーナ、アルジェリア)が出揃った。
なかでも、ブルキナファソとアルジェリアの対決はアウェイゴールによって決着する接戦となった。 第1戦で敗戦を喫したものの2つのアウェイゴールをもぎ取っていたアルジェリアは、ホームのブリダで1-0で勝利し、W杯出場を掴みとった。
第2戦で値千金となる決勝ゴールを決めたのはアルジェリアのキャプテン、マジド・ブゲラ。かつてスコットランドのレンジャーズでもプレーし殊勲者となった31歳のベテランDFだが、こんなデンジャラスなタックルも見舞っていた。
ブルキナファソのキャプテン、シャルル・カボレの足めがけて飛び込むようなジャンピングタックル・・・ひとつ間違えれば大怪我にも繋がりかねない危険なプレーだったが、セネガル人のディアッタ主審が提示したのはイエローカードだった。このプレーはブゲラが決勝ゴールを決める前に起きており、もしレッドカードが提示されていれば試合結果に影響があったかもしれない。(なお、カボレはこの後も無事にプレーを続けフル出場している)
アルジェリアはこれが4回目のワールドカップ出場。そのアルジェリア代表を率いるヴァヒド・ハリルホジッチ監督は試合後、「この大勝利はチームのためのものだ。この成功を私を信じてくれたアルジェリアのすべての人々に捧げる。我々は間違いなくW杯予選を通過するに値した」とその喜びを語った。
【試合ハイライト】