11月17日、ワールドカップ・アフリカ3次予選セカンドレグの一試合、カメルーン対チュニジアが行われた。ファーストレグでは拮抗した内容で0-0とスコアレスドローに終わったが、今回は逆に大きくスコアが動いた。
試合開始からわずか3分というところでウェボが先制点をあげたカメルーンは、序盤からボールを支配し攻め込んでいく。30分にもムカンジョが中央をドリブルで仕掛けてミドルを決め、チュニジアを突き放す。
守備的に試合に入ったチュニジアは、ムカンジョのドリブル突破や凸凹のピッチに苦しんだ。ラインが下がり、プレッシャーが緩くボールを奪えず、前線も孤立し攻撃が機能しなかった。
ハーフタイムに投入したアハマド・アカイシが49分にロングボールから裏に抜け出して一点を返すも、これ以上の得点にはつながらず。
逆にカメルーンは66分にコーナーキックからマクンのヘディングが決まり3点目を決めると、試合終了間際にもシュポ・モティングのシュートがポストに弾かれたところをマクンが詰めて4点目。大量得点でチュニジアを叩き潰した。