オーストリアから目を疑うような疑惑が浮上した。
オーストリアの強豪ラピド・ウィーンのサポーターが、あろうことかマイスターシャーレ(優勝チームに与えられる金属製の皿)の上でコカインを摂取していたのでは?というものだ。
現地からリークした写真はこちら。
どうやら写真の人物は現地でも有名かつ大きな影響力をもったサポーターのようで、ラピド・ウィーンの会長とは旧知の仲であるという。仲間に写真を撮らせていることから、ことの深刻さを理解していいない様子。
ちなみにコカインとは麻薬の一種で、摂取すると急性中毒を起こしうる。ヨーロッパでもその使用や所持は認められていない国が多い。
マイスターシャーレは、選手や監督だけでなくサポーターの想いが結集された誇り高き“勲章”である。それだけに、今回の疑惑がもし本当だとしたら、オーストリアサッカー界を揺るがす一大事になるだろう。
ラピド・ウィーンは国内リーグ制覇32回のオーストリア最大のクラブチーム。07/08シーズン以降しばらく優勝はないが、国内屈指の強豪に起きたスキャンダルに波紋が広がっている。