トッテナム編、チェルシー編に引き続き、今回は4節を終えてプレミアリーグ単独首位のリヴァプールの場合をご紹介！

ヴィクター・ワニャマ （サウサンプトン）

昨シーズンのチャンピオンズリーグで評価を上げ、夏のマーケットの注目株となっていたセルティックのMFのにはアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドなどプレミアリーグのクラブが関心を示していると言われていた。リヴァプールもその中の1つのクラブであり、このケニア代表を獲得するのではないかと度々報じられていた。彼が加入すれば中盤にエンジンルームを授けられたようなものであり、違いが生まれたのは間違いない。

たしかにルーカス・レイヴァと大黒柱のスティーヴン・ジェラードというエクセレントなペアが君臨しているが、ワニャマの身体能力はルーカスには欠けており、ルーカスを超える選手になる可能性を秘めている。ルーカスは最近はアンラッキーな負傷に悩まされているが、ロジャーズもシーズン通して彼に頼るのは賢くないと考えているはずだ。もしこのままの活躍をサウサンプトンで続ける事ができれば、ワニャマが将来大きなクラブへとステップアップするのは間違いない。つまり現時点ではプレミアリーグのトップクラブはワニャマに懐疑的だったとも言うことができるが、恐らく近い将来再び高値を支払う事になるだろう。