9月17日、ニューカッスル・ユナイテッドに所属している元フランス代表FWハテム・ベナルファは、フランス・フットボール紙のインタビューにて「フランス代表に戻りたい」と話した。
ハテム・ベナルファは2012年に行われたEUROの代表チームに選出されていたが、試合後のドレッシングルームで携帯電話を触っていた行動を指摘され、それを切っ掛けに監督と衝突した。
フランス代表チームの不振もあって、この内情が公になるとメディアやファンから批判が集中。サミル・ナスリの記者に対する暴言なども重なり、大会後には協会から問題行動として出場停止処分を受けることになった。
また、マルセイユで指導を受けたディディエ・デシャン現代表監督とも幾度となく口論を繰り広げた経験があり、決して折り合いは良くない。
しかしベナルファは「謝罪をしたい」と話し、フランス代表への復帰を希望していると明かした。
フランス・フットボール
ハテム・ベナルファ
「あのときの僕がおかしかったことは真実だ。あの試合ではとてもイライラしていた。自分のことだけしか考えていなかった。
ローラン・ブラン監督(当時)が、僕が電話を触っていたことについて指摘してきたとき、口を閉じずに反抗した。
今思えば、そうするべきではなかった。間違った行動だったと思う。今は後悔している。彼(ローラン・ブラン)に謝罪したいと思っている。
僕はフランス代表チームでも何かをもたらすことが出来ると思う。とはいえ、何でもかんでも要求するのではなく、その前にクラブで一貫した高いパフォーマンスを見せなければいけない。もしそれが出来たなら、ル・ブルーに戻れない理由はないだろう」