グアルディオラ監督に率いられ、「史上最強のチーム」と称されるまでにいたったFCバルセロナ。

テンポの良いパスと絶え間ないポジションチェンジで圧倒的な支配率を誇るそのスタイルは“ティキ・タカ"と呼ばれており、現在では国際大会3連覇中であるスペイン代表にもその戦い方は継承されつつある。

そんな彼らのパスワークがいかに実現しているのかを簡潔に分析した動画がなかなか興味深いので、今回は紹介することにしよう。少々過去のものではあるが、ストップモーションと図解を利用し、非常にシンプルかつ納得できるものとなっている。

なお、この動画の字幕は英語であるため、動画の下部にそれぞれの字幕の時間と日本語訳を振っている。英語が苦手な方は、是非こちらを参考にしていただきたい。

[0.04]①ここに、このような三角形をバルセロナが作っているのがお分かりだろうか。

[0:12]②では、この2人のMFがどのように動くかを確認してみよう。

※字幕なし(三角形を作るようなポジション取りをしている)

[0:17]③いわゆる“ティキ・タカ"スタイルには、こういった三角形が必要不可欠なのである。

[0:28]④次に大切な要素は、彼らが味方選手にどのようにパスを送るかという点だ。

[0:34]⑤彼らは、次々と新しい選手へパスをするわけではない。そうすることでパサーと受け手がダイレクトで絡みながらプレーできる。

[1:36]⑥この状況では、バルセロナの選手にはそこまで多くのプレー選択肢はない。

[1:40]⑦では、ここで新しいMFが新たな三角形を作ろうとどれだけ高速で接近してるかを見てみよう。

[1:46]⑧すると、多くの三角形が瞬時に生まれ、バルセロナの選手たちは再び線で結ばれ、力を発揮することができる。

[2:24]⑨次に、ボールを逆サイドへと展開する時、選手たちは味方選手をサポートするため、どのようにそちらサイドへと移動するのか見てみよう。

※字幕なし(やはり三角形を作り出すようにアプローチしている)

[3:28]⑪最後に、メッシにボールが渡ると、味方選手がメッシとのワンツーに備えるためどのような準備に出るのかを見てみよう。

※字幕なし(やはりここでも、無数の三角形を作り上げている)

[3:34]⑫この瞬間、メッシは次のプレーを選択してしまう。これこそ、メッシが世界最高の選手である理由だ。

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