【夏に久しぶりの来日】

「マーケティング」的に非常に重要なプレシーズンマッチのツアー。香川加入当初からこりゃ来るだろうな、と推測されていましたが、日本企業が数社スポンサーについたこともあって当然の様にやって来ました。 アジアでの熱狂的な人気は言うまでもなく、タイでも熱烈な歓迎を受けていました。そしてそれはもちろん日本でも。

ツアーがかなり強行日程で組まれており、いくら世界のマンチェスター・ユナイテッドとはいえ、日本の蒸し暑さを考えれば相当な負担です。マリノスもシーズン中ですし、ガツガツこないことは暗黙の了解です。やむを得ないアクシデントを除き、お互い怪我してもまったくメリットありませんから。全力出して怪我でもすれば、選手によってはユナイテッドは数十億規模の損失を、マリノスはタイトル争いから脱落、しかねません。

ということで、結果3−2でマリノスが勝つわけですが、メディアと観客と視聴者の一番の関心は香川真司。ベンチスタートで後半頭からとも行かないあたりモヤモヤした感じが漂っていましたが、コンフェデの影響もありチーム合流は前日のユナイテッド来日です。準備期間は1日しか無い上に、新監督デイヴィッド・モイーズとは初対面。いきなり先発で長い時間ピッチに立つことが如何に難しいか分かるでしょう。

試合内容の方はコンディションと連携に苦しむユナイテッドは世界トップレベルのパフォーマンスを見せること無く試合にも負けてしまいます。これも普通に考えれば仕方ありません。むしろ控え中心とはいえ、シーズン中のマリノスの動きを考えれば当然の結果でした。英国や欧州の乾燥した気候からすると、余程の準備をしない限りこの気温と湿度の中でプレーするのは酷でしょう。 拍子抜けされた方もいるかもしれませんが、新監督迎えたばかりのプレシーズンではこんなところじゃないでしょうか。