7月20日、クロニクルは「ニューカッスル・ユナイテッドのアラン・パーデュー監督は、リヨンのフランス代表FWバフェタンビ・ゴミスの獲得を狙っている」と報じた。
ニューカッスルは昨季デンバ・バをチェルシーに放出し、さらに今夏パピス・シセが貸金業者のスポンサーネームが入ったユニホームを着用することを拒否し、チームを離れる可能性が高まっている。
その後釜としては元イングランド代表FWダレン・ベントが最優先候補と考えられているものの、彼はアストン・ヴィラへの残留が有力。その次の獲得候補としてバフェタンビ・ゴミスが浮上し、昨日交渉が行われたという。
クロニクル
アラン・パーデュー ニューカッスル監督
「バフェタンビは、ニューカッスルにフィットできると考えられている選手だ。我々が注目する対象の一人である。
攻撃陣に関しては強化が必要だと以前から言ってきた。中盤と最終ラインに関しては戦力が整っているから、1名、あるいは2名の選手を放出したいと思っている。少し人材過多だからね」
ゴミスが所属しているリヨンは現在財政難に悩まされており、人件費の削減が急務となっている。会長のジャン=ミシェル・オラス氏も以前から「ゴミスは放出する」と話していた。
なお、ニューカッスルはQPRのフランス代表FWロイク・レミにも興味を持っており、こちらについても交渉が進行中であるという。
現在ニューカッスルにはヨアン・キャバイ、マテュ・ドゥビュシ、ハテム・ベナルファ、ヨアン・グフラン、マプ・ヤンガ=エンビワ、マサディオ・ハイダラ、シルヴァン・マルヴォー、ガブリエル・オベルタン、ムサ・シソコと9名のフランス人選手が所属しており、「植民地」とも言われている。この2名が加わった場合、ついにフランス人だけでピッチを占めることができるようになる(GKが不在だが)。
ただしベナルファにはリヴァプール。マルヴォーにはオリンピアコスが興味を示していると報じられており、数名が放出される可能性も示唆されている。