今月3日、J2第22節横浜FC対栃木SCの試合において、自身の持つJリーグ最年長ゴール記録を塗り替えた三浦知良こと、"キングカズ"。46歳4ヶ月7日という年齢での得点に、FIFA公式HPも賞賛をもってカズの祝砲を伝えている。
FIFAはカズについて、"evergreen(いつまでも色褪せない、衰え知らずの)"と表現。46歳127日での得点が世界的に見ても異質であることが分かる。
では、世界のプロリーグでの最年長スコアラーは一体何歳だったのだろうか?各コンペティションの最年長スコアラーを調べてみた。
- FIFAワールドカップ:ロジェ・ミラ 42歳39日(1994大会カメルーン対ロシア戦)
- UEFAチャンピオンズリーグ:ライアン・ギグス 37歳289日(11-12第1節マンチェスター・ユナイテッド対ベンフィカ)
- プレミアリーグ:テディ・シェリンガム 40歳226日(06-07第20節ウェストハム対ポーツマス戦)
- リーガ・エスパニョーラ:ドナト 40歳20日(02-03第18節デポルティーボ対ビルバオ戦)
- セリエA:アレッサンドロ・コスタクルタ 41歳25日(06-07第37節ミラン対ウディネーゼ戦)
- ブンデスリーガ:ミロスラフ・ホタファ 40歳121日(96-97第3節シュツットガルト対ブレーメン)
と、世界のトップファイトと比較してもカズの偉業がなおいっそう際立つ形となった。
FIFAによると、プロリーグでの世界最年長記録はデータとして収集していないようだ。しかし、ブラジルではペドロ・リベイラ・リマが58歳でゴールを決めているという記録があり、またロシア3部リーグでも、ウラジミール・トゥマエフが同じ58歳で得点したと伝えられている。
はたして、キング・カズはこの記録を伸ばすのだろうか。いつまでも朽ちることのない、まさに”evergreen”な活躍ぶりを期待してならない。