あのタイタニック号が出航した港町をホームとするサウサンプトンは2012-13シーズン、7年ぶりにプレミアリーグへ昇格。日本代表の李忠成に加え、VVVから吉田麻也を獲得し開幕を迎えると、4連敗スタートとなった序盤戦では前季トップ2のマンチェスター勢にいずれも2-3と惜敗。中盤戦以降は結果も付いてくるようになり、1月に監督交代(アドキンス→ポチェッティーノ)があったものの着実に勝ち点を積み重ね、最終的に14位で残留に成功。吉田は1年目でレギュラーの座をがっちりと掴んでいる。
サウサンプトンは先月、Umbroからadidasへのサプライヤー変更を発表。新しい2013-14モデルが28日にお披露目され、ホームは赤、アウェイは黒をベースに、いずれもadidasの最新テンプレートを使ったデザインとなった。
セインツのホームモデルと言えば、スペインのアスレティック・ビルバオ、アトレティコ・マドリーのユニフォームのベースとなった赤と白のストライプが有名だが、同じ赤白ストライプのサンダーランドやストークに比べるとバリエーションは豊富。2010-11モデルではクラブ創設時の「白に赤タスキ」といったデザインも採用している。
アウェイは、吉田が内田篤人と仲が良いことは関係ないだろうが、シャルケの新しいアウェイと同じ首まわりの“V字”が目を引くテンプレートを使用。エンブレムはホームと同様単色で表現されている。胸スポンサーはITサービス・プロバイダのAAP3。