6月27日、スポーツソウル紙はスイス一部のバーゼルで活躍した韓国代表DFパク・チュホのインタビューを掲載した。
Jリーグからスイスに渡りチャンピオンズリーグも経験した彼は、海外での生活の苦しさやホン・ミョンボ新監督が就任した代表チームでの夢を語り、またより大きなクラブにステップアップしたいという意欲も見せた。
スポーツソウル
パク・チュホ
「バーゼルでチームとして可能なものは全て達成した。今度は個人的な目標。より大きなクラブで他の舞台に挑戦したい。自分の限界がどこなのか。『これは自分の力では無理だ』という感覚を抱かなければ、欧州に来た意味がない。
(ハンブルガーやアヤックスが興味を示していると言うが)
関心があるかどうかは聞いていない。条件が心惹かれるものであれば是非行きたい。ACミランからだったら、無理にでも移籍しようとするだろうけどね。
(代表について)
ヨーロッパでも、代表チームでも、ポジションが与えられているわけじゃない。いつでも変化がある。だから常に選ばれることが重要で、競争していかなければ。
日本でサイドバックをやり始めた時は、知らず知らずのうちに消極的になってしまった。しかし、今は攻撃も守備もどちらもやるべきだと思っているし、チームのためには難しいこともやらなければいけない。
ホン・ミョンボ監督とは今まで縁がなかった。だから、そもそも代表に入れるかどうかが鍵だね。選ばれれば、どんな形にでも馴染むことはできるさ。
韓国のサッカーが世界レベルの競争力を備え、各国の格差も縮まった。なのでファンの期待も大きい。キ・ソンヨンやイ・チョンヨン、シン・グァンフンなどの友達と一緒に、ベスト16進出を成し遂げたい。
(フランスで犬を飼い、「ミラン」と名付けたことについて)
ちょっと寂しくて飼い始めた。子供の頃からACミランが好きだったのでこの名前にしたんだ。二匹目は「ブラジル」にしようかと。まあ、行くだけじゃダメだけどね。
良いところだけが目立ちがちだけど、海外への移籍は実際にそんなことばかりじゃないんだ。食事の問題、そして病気の時にも周りに誰もいない状況で生活していると、時に限界を感じることもある。
そんなときは家族が必要なんだ。キ・ソンヨンやク・ジャチョルは結婚したから、環境は安定するだろうね」