先日報じられたとおり、韓国代表監督のチェ・ガンヒ氏は「イランのマナーはひどいものだった。予選突破如何は関係なく、イランを討ちたいと思っている。ウズベキスタンなどよりもイランの方がずっと嫌いだ。ウズベキスタンがワールドカップに行くだろう」と発言。
それに対してイラン代表監督を務めているカルロス・ケイロス氏は、チェ・ガンヒ監督を批判。「韓国の代表監督は、自分が発言したことを恥じるべきだ」と謝罪を求めていた。
そして、これに対してさらにスポーツソウル紙は、今回明らかに先に挑発をしたのは韓国の方であるが「ケイロス監督には下心があり、外部に敵を作って団結をする狙いだ」と書いた。
スポーツソウル
「イラン代表のケイロス監督の反応は過剰だった。下心は明らかだ。アジアサッカーの盟主の座を争う両国の間のライバル心に火を付けようとする意図だ。
イランは現在グループ2位だが、韓国に負ければワールドカップ出場の可能性は低くなるため、必ず勝利しなければならない。2011年からイランの監督を務める彼は、このような競争の中でのメンタルを知っている。過去には名古屋グランパスやUAEも率いており、アジアの事情にも精通している。
外部に敵を設定し、内部に団結を図る。そして不利な韓国遠征に向けてモチベーションを引き上げるつもりだ」
また、カルロス・ケイロス氏に「恥ずべき発言」と批判されたチェ・ガンヒ監督も、謝罪を拒否し、さらに「ワールドカップは家で見ていろ」と挑発した。
スポーツソウル
チェ・ガンヒ 韓国代表監督
「ウズベキスタンの記者の質問に答えただけだ。私は国民感情や政治的な問題としてではなく、単にサッカーの試合の事項として話しただけ。
イランの監督は世界的なチームで働いた経験を持つ人物で、いいものを学んできたものと思っていたが、とんでもないことばかり吸収してきたようだな。ブラジルでのワールドカップは家のテレビで見ているといいさ」
(ウズベキスタンのユニホームを贈ろう、と言われたことに対して)
「どうせくれるのなら、選手の分の11枚も下さいよ」