AFP通信は「パリ・サンジェルマンのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチは、クラブからの退団を匂わせている」と報じた。
記事によればイブラヒモヴィッチは、母国スウェーデンのジャーナリストのインタビューに対して、このように話したという。
AFP
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
「オレ達は監督や多くの選手について、来るとか、出ていくとか、そんな話をたくさん聞いてきた。そういうのは全く慣れないね。バルセロナやACミランではもっと安定した状況だったよ。あそこでは少なくとも、クビにされるまでは同じ監督のままだった。
皆はアンチェロッティ監督を引き留めたいと言っている。彼はおそらく、チームのみんなと良い関係を作ることを助けてくれた唯一のコーチだ。これはオレだけが言ってることじゃない。みんな同じ気持ちなんだ。
出ていくと言われているのはアンチェロッティ監督だけじゃない。彼の周りの7人から8人も同様だ。それは大きな亀裂を残すはずだ。わずか1年前にここにやってきた選手は、安定を望んでいるんだよ。自分が必要とされていることを感じるためにね。
とりあえずは事態を見守るしかない。移籍しようと思った時も、そうでない時も、オレは何時だってそうしてきた。自分がここに残るつもりでいても、何が起こるかは分からん。いろいろなことが始まっていくかもしれない」
また、レキップ紙は「パリ・サンジェルマンは、イングランド代表FWウェイン・ルーニーとの移籍交渉を開始した」と報じている。
ルーニーとマンチェスター・ユナイテッドとの契約は2015年まで残っているが、今季終盤戦では欠場もいくつかあり、移籍の可能性があるのではないかと言われてきた。
パリ・サンジェルマンは狙っていたナポリのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニがマンチェスター・シティへの入団に近づいたため、ルーニーとの交渉を本格的に開始したとのことだ。