4月29日、AAP通信は「セントラルコースト・マリナーズのグレアム・アーノルド監督は、Aリーグに外国人が多すぎると批判した」と報じた。

今季Aリーグのレギュラーシーズンで2位となり、プレーオフでウエスタン・シドニー・ワンダラーズを破って優勝を果たしたセントラルコースト・マリナーズ。Aリーグは昨年からデル・ピエロやヘスキー、小野伸二などの大物選手が移籍したことで話題となったが、セントラルコーストはその中で外国人枠を使い切っていない唯一のクラブである。

ACLグループリーグ第6節の柏レイソル戦を前に、グレアム・アーノルド監督は記者団に対してこのように話したという。

AAP通信

グレアム・アーノルド

「私は他のクラブが我々に倣うべきだと思う。なぜならば、ナショナルチームに対してのダメージになっているからだ。ホルガー・オジェック代表監督に聞いてみればいい。彼は選手選考に障害を抱えている。Aリーグには外国人選手が多すぎるんだよ。

オーストラリアには9つのチームがある。1つはニュージーランドだからね。その全てに5人の外国人がいれば、毎週ピッチ内にいる選手のうち半数がそうなる。オーストラリア人はたった45人だけだ。それは、ナショナルチームが選考対象とする選手の数としては少なすぎるんだよ。

ただ、デル・ピエロやヘスキーといった選手は、Aリーグに別のレベルのサッカーをもたらしてくれた。それは歓迎しているけどね」

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