※2013/4/11 一部内容を加筆修正致しました。

欧州のトップリーグで活躍する選手の移籍となれば、数十億円の投資は当たり前だが、その一方で「一人の選手を獲得するのに、それほどのお金を費やなければならないか?」と大金が飛び交う現代のサッカー界に警鐘を促す有識者も少なくない。

だが、有能な選手をチームに招き入れるために、天文学的な資金を必ずしも用意する必要がないことをサッカーファンであれば理解していることだろう。『caughtoffside』にて、今季の欧州リーグにて“お買い得であった銘柄"で構成されたベストイレブンが紹介されていたので、そのコストパフォーマンスの高さをみていこう。

GK:ケヴィン・トラップ(アイントラハト・フランクフルト)

指揮官アルミン・フェーは「150万ユーロの補強費は大金だ。我々にとっては、バイエルンがハビ・マルティネスを獲得するために4000万ユーロを費やすことと変わりない」と語っていたが、チームにとって間違いなく“お買い得商品"であった。今季開幕前にカイザースラウテルンから150万ユーロで加入した26歳のGKは、出色のパフォーマンスでチームの好調を最後方から後押し。『kicker』や『Bild』の採点でもGK部門でブンデスリーガトップの数値を叩き出している。