リーグ1 第27節、サンテティエンヌ対ニース戦でショッキングなアクシデントが起こってしまった。 前半25分すぎ、サンテティエンヌMFジェレミ・クレモンに相手MFヴァランタン・イセリックがタックルを仕掛けると・・・。
このアクシデントによってクレモンはプレー続行不可能となり途中交代、イセリックも一発レッドカードで退場となった。
現地メディアによれば、クレモンは脛骨と腓骨を開放骨折する重傷だという。 一方、イセリックは「怪我をさせるつもりはなかった」と述べたそうで、チームメイトのエリック・ボーテアクによればロッカールームで動揺していたという。
なお、『L'Équipe』ではイセリックには10試合ほどの出場停止処分が科される可能性があると伝えている。
試合はホームのサンテティエンヌが4-0で勝利したが、試合後、ロメイエ会長は「我々はみな嬉しくない」とコメント。DFフランソワ・クレルクが「フットボールよりも大切なものがある。例え勝利しても、僕らは皆悲しい。僕らはジェレミのことを懸命に思っているし、彼が早く復帰することを願っている」と語るなどチームメイトたちはショックを受けつつ、クレモンを気遣った。
また、相手ニースのピュエル監督も「非常に不運なアクシデントだった。ジェレミ・クレモンを気の毒に思う。彼のような選手を失ったサンテティエンヌ側の怒りを私は理解できる」と話したという。