ストライカーの補強を進めるモナコ
1月30日、レキップ紙は「リヨンに所属しているフランス代表FWジミ・ブリアンは、モナコを訪れメディカルチェックを受けた」と報じた。
ジミ・ブリアンは1985年生まれの27歳。クレールフォンテーヌ・アカデミー、そしてレンヌユースの出身で、フランスのユース代表ではエースとして活躍。2005年のトゥーロン国際大会では日本代表チームとも対戦経験がある。
2010年にレンヌからリヨンに移籍。本職のセンターフォワードからウイングにポジションを移し、初年度は33試合、2年目は37試合に出場、レギュラーとしてチームに貢献した。しかし今季はラカゼットの台頭や負傷からチームでの序列が下降しており、11月からは出場機会を失っている。
もしモナコへの加入が決まった場合、契約体系は6ヶ月間のレンタルに完全移籍に切り替えられるオプションが付随する可能性が高いという。
また、レキップ紙は同日「モナコはストライカーを探しており、トゥールーズのフランスU-21代表FWエマヌエル・リヴィエールと接触している」と報じた。
エマヌエル・リヴィエールは1990年生まれの22歳。サンテティエンヌの下部組織出身で、マルティニークにルーツを持つストライカー。こちらも2007年のU-17ワールドカップで日本代表と対戦し、1ゴールを決めた経験を持つ。
モナコは当初ローンでの獲得を考えていたが、トゥールーズは放出する場合は買い取りを希望。交渉は30日に決着し、移籍金は400万ユーロ、期間は4年半という条件で合意に達したという。
リヴィエールは本日メディカルチェックを受ける予定であり、通過した場合正式に契約が結ばれるという。
一方、モナコに所属しているオランダU-21代表FWナセル・バラジテに関しては、今季終了後に一昨年まで所属していたオーストリア・ウィーンへ復帰することが濃厚であるとのこと。
(筆:Qoly編集部 K)