昨年、カタールの政府系投資ファンドが筆頭株主となって以降、莫大な費用をかけて有力選手たちを次々と補強しているパリ・サンジェルマン。そんな折、金に糸目をつけずこれまでに2億ユーロもの補強費を投じているPSGが、みみっちいと批判される出来事があったと『France 24』が伝えている。

それによれば、この水曜日にパリのメガクラブはインターンに対するサラリーが低すぎるとして告訴?された模様。なんでも、大学を出たあとPSGのPR部門における6か月のインターン期間に支払われるサラリーは月436ユーロで、これはフランスの月額最低賃金1,425ユーロに1,000ユーロ近く足りない数字である。

過度の貧富の格差に抗議する団体『Sauvons Les Riches』のマヌエル・ドメルゲ氏は「選手には月100万ユーロ以上払えるクラブがインターンに最低賃金も用意できないなんて哀れです」と述べた。

とはいえ、フランスではインターンが低賃金なのはどんな企業でも一般的なようで、今回はPSGの莫大な補強額との対比が目に付いたことで、一部の人間から標的にされたようだ。

(筆:Qoly編集部 I)

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