イタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督はEURO2012のメンバーにレオナルド・ボヌッチを残し、ドメニコ・クリッシトを外す決断をした事について語った。
八百長スキャンダルで揺れるイタリア代表。月曜日にはラツィオの副キャプテンであるステファーノ・マウリが逮捕。アズーリがキャンプを張るコベルチャーノを警察が訪れ、合宿中のクリッシトは部屋の捜査を受けた。
『Rai Sport』に対してプランデッリ監督は以下の様に語っている。
「我々は勝利し、この状況から抜け出したいと思っている」
「最も腹立たしいのはボヌッチの状況をクリッシトの状況と関連付ける人々がいることだ。それらは違うケースなのに」
「ボヌッチは警察から捜査を受けたが、いかなる正式な通告も受けていない。それが我々がボヌッチをEUROへ連れていく理由だ」
また、プランデッリは2006年ワールドカップ前のカルチョポリと比較される事についても語っている。
「2006年との比較はバカげている。難しい時を迎えイタリアは更に団結したと言っている」
「いい影響が出ることは望むが、イタリアはプレッシャーの中でベストを見せるという理論は信じない。落ち着いた状況でベストを出すべきだ」
「このスポーツを浄化するためにみんなに我々の意思を理解してもらうことが重要だと思っている」
なお、イタリア代表はパルマでルクセンブルク代表との親善試合を行う予定だったが、イタリア北部ボローニャ近郊を震源とする地震の発生によりキャンセルとなっている。
(筆:Qoly編集部 N)
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