トップ10のうち6選手が広州恒大という…

5月2日、パラグアイ代表FWルーカス・バリオスが、ボルシア・ドルトムントから中国超級リーグの広州恒大へと移籍することが決定した。

850万ユーロという移籍金が動いたという取引で、俄然注目を集めている中国。網易新聞がこれまで中国にやってきた外国人に支払われた移籍金ランキングトップ10を発表しており、それを紹介したい。

10位:160万ユーロ(およそ1億7千万円) / アレクサンダル・イェフティッチ(ツルヴェナ・ズヴェズダ⇒江蘇舜天)

セルビアの名門ツルヴェナ・ズヴェズダで50試合に出場し12ゴールをあげたストライカー。2008年にはA代表にも選出された経験を持つ。江蘇にとっては高い買い物だったが、2011年の後半戦ではリーグ最高峰の活躍を見せた。

9位:225万ドル(およそ1億8千万円) / レナト(ボタフォゴ⇒広州恒大)

2011年開幕時にボタフォゴから4年契約で加わったブラジル人MF。10試合に出場したのみで外国人枠から漏れ、現在ポンチ・プレッタに長期レンタル移籍している。

8位:200万ユーロ(およそ2億円) / ヨルグ・アルベルツ(ハンブルガーSV⇒上海申花)

2003年に上海に加入したドイツ人MFで、年100万ユーロのレンタル料を払って2年間所属。「ハンマー」の異名を取った彼は加入からすぐに中心選手となり、チームをリーグ優勝に導いただけでなく、自身も最優秀選手賞に輝いた。

7位:250万ユーロ(およそ2億6千万円) / オビナ(アトレチコ・ミネイロ⇒山東魯能)

山東魯能の歴史上最高額の移籍金で2011年に加入したブラジル人ストライカー。1983年生まれの彼はフラメンゴで活躍し、「ブラジルのエトー」と称された。

6位:350万ドル(およそ3億円) / パウラォン(グレーミオ⇒広州恒大)

2011年に広州に加入したブラジル人ディフェンダーは常に論争の的になっている。デビュー戦で長春に敗北し、その後外国人の枠から漏れ出場機会を失っている。

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