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チェルシーの絶対的なレギュラーではなくなったMFのフランク・ランパード。彼には様々な移籍の噂があり、恩師のモウリーニョ監督が指揮を執るR・マドリーや、古巣ウェストハムに復帰するのではないかとの報道もなされたが、指揮官のヴィラス=ボアス監督はランパードの売却を否定しており次のように述べた。

「フランク(ランパード)はどんな代価を払っても売却できない選手だ。我々は素晴らしい関係だよ。毎日話して毎日お互いを見ている。常に先発でプレーしたいのは分かるが、あらゆる選手たちがポジションを争っている。フランクはモウリーニョの選手ではない」

「あなた方は大きな成功をしてきたビッグプレーヤーたちをリスペクトしなくてはいけない。我々のチームに何が必要か、何が欲しいかは私が決定することだ。フランクは今シーズンクラブで最も起用した5人のうちの一人だ」

監督にとってランパードは必要な選手であるとはっきりと述べているが、ランパード自身の真意は分かっていない。絶対的な存在ではなくなったランパードと指揮官はこのままうまくやっていけるのか。それこそがチェルシー浮沈の鍵を握っているのかもしれない。

(筆:Qoly編集部 M)

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