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「補強も放出もない」とジョゼ・モウリーニョ監督が明言するなど、レアル・マドリーが今冬の移籍市場で動く可能性は限りなく低くなったが、数名の選手は未だに放出される線を残しているようだ。

そのうちの一人がエステバン・グラネロだ。09/10シーズンからギャラクティコスの一員となったが、年々出場機会を失っていき、今季のリーグ戦での登場回数はわずかに3回。出場時間で言えば11分という最悪のシーズンを送っている。だが、彼の状況が好転する可能性を信じるメディアも存在する。その筆頭が『AS』紙だ。

同紙は、ジョゼ・モウリーニョは放出自体には否定的な考えを持っているが、「グラネロの才能を飼い殺しするのであれば、他のクラブで彼が活躍する姿を見たい」という思いが強く、特例として移籍を認めるケースもあり得るのではないかと報道。また、仮に退団が決定した場合は、アーセナル、エヴァートン、マラガなどが獲得に乗り出すのではないかと補足し、今冬に新天地へ身を移すのではないかと推測した。

ヘタフェ時代には筆舌に値するパフォーマンスを連発させ、スペインA代表入りも予想された“ピラータ”が岐路に立っている。

(筆:Qoly編集部 T)

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