かねてよりアンジ・マハチカラからの誘いを受けていた元セネガル代表FWエル・ハッジ・ディウフ。しかし今冬はオファーを断り現チームとの契約を延長したと、スカイ・スポーツが伝えた。
2002年ワールドカップで鮮烈な活躍を見せたセネガル代表のエースであったディウフ。名を上げた大会後リヴァプールに移籍。イングランドでは、多くの規律違反などを犯すなど問題児ぶりを発揮し、代表ほどの活躍は見せられなかった。しかしボルトン、サンダーランド、ブラックバーンなどプレミアリーグで長らくプレーしてきた。
昨季限りでブラックバーンとの契約が終了した彼は、数ヶ月浪人生活を経験。11月にイングランド二部のフットボール・チャンピオンシップに所属しているドンキャスター・ローヴァーズと3ヶ月限定という短期間の契約を結び、プロサッカーの世界に復帰した。
大きな資金力を元に豪華な補強を行っている事で知られるアンジ・マハチカラ。今年はインテルからカメルーン代表FWサミュエル・エトーを莫大な移籍金を支払って獲得し、話題を集めた。ディウフにもかなり大きな金額のオファーが来たと言われている。
しかしディウフは今回ドンキャスター・ローヴァーズと18ヶ月間契約を延長、引き続き二部リーグでプレーすることを選んだ。
「昨日私はクラブと話をして、1年半の契約延長にサインした。なぜかって? 僕はここで満足しているからだよ。我々はいいチームだ。ピッチの中でも、外でも、上手くやっている。どうしてここにいちゃいけないんだい?」
(筆:Qoly編集部 K)